『頸椎疾患に対する評価と治療戦略 -機能解剖と運動連鎖の臨床応用-』
【講師】
上田泰久先生
(文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科助教)
【日時】
1日目:2019年2月23日(土) 13:00~17:00
2日目:2019年2月24日(日) 9:00~16:00 (休憩1時間程度)
【会場】
広島県健康福祉センター 総合研修室(2階)
http://hiroshimahm.sakura.ne.jp/main/
【受講費】
通常:20,000円
早割:17,000円(1月27日までのお申し込みで)
【定員】
40名(先着順)
【持ち物】
筆記用具・動きやすい服装・バスタオル
ABSTRACT
外来の整形外科領域では、若手セラピストでも頸椎疾患を担当することが多くなっています。
頸椎疾患では、頭痛・頸部痛・上肢痛・可動域制限・筋力低下・感覚障害など多くの症状を呈します。これらの症状に対して、適切な評価と治療戦略を立てることはできますでしょうか。
本講演では、頸椎疾患に対する評価と治療戦略について、長年取り組んでいる機能解剖と運動連鎖の視点から病態を紐解いて解説したいと思います。
1日目の講演では、触診スキルが向上できるよう、機能解剖の知識を整理して体表解剖の視点から筋骨格系・末梢神経を順に触診します。
次に頭頸部の危険な領域(皮神経・動脈など)を体表から確認し、リスク管理しながら機能解剖に基づく運動療法が実施しするための知識とスキルを身につけていきます。
2日目の講演では、観察スキルが向上できるよう、バイオメカニクスの知識を整理して姿勢・動作分析を行います。
姿勢・動作について力学的な解釈を解説し、運動連鎖に基づく運動療法を実施して、「全身から頸部の動きを変える」ための知識とスキルを身につけていきます。
【到達目標】
■1日目の講演
1)頭頸部の筋骨格系と末梢神経を正確に触診できる
2)触診スキルを活用して、機能解剖に基づく運動療法を実施できる
■2日目の講演
1)姿勢・動作分析ができ、力学的な解釈ができる
2)観察スキルを活用して、運動連鎖に基づく運動療法が実施できる
【内容】
■1日目の講演
1.頭頸部・体幹の体表解剖と触診
2.機能解剖に基づく運動療法の展開
■2日目の講演
1.頭頸部・体幹の姿勢・動作分析
2.運動連鎖に基づく運動療法の展開