『脳卒中に対する上肢機能アプローチ』
【講師】
山本伸一先生
(山梨リハビリテーション病院 リハビリテーション部副部長 兼 作業療法課長 作業療法士)
【日時】
2020年11月23日(月・祝) 10:00~16:00(休憩1時間程度)
※ZOOM開催に変更となりました。
【受講費】
4,500円
【定員】
60名(先着順)
【ABSTRACT】
臨床の現場において成人片麻痺の上肢機能では、弛緩、痙性、筋委縮・拘縮、しびれ、痛み、感覚過敏・鈍麻・脱失、失調症、振戦等、その症状は数えきれないでしょう。画一的な練習ではままならないということが現実だと思います。しかし、どのような方も私たちの対象です。
対象者は、痙性や固縮等で動きが阻害されていることが多く、動くための「機能的な感覚‐知覚」が伴わない状態となります。本来、「感覚‐知覚」があっての「運動」であり、
「運動」があっての「感覚‐知覚」と言えます。機能的アプローチは、そのプロセスが必要です。
今回の研修会では、成人片麻痺者における肩の痛みなどの上肢機能の問題を整理し、感覚・知覚に基づいた実技体験・練習を行います。
実技練習が初めての方でもまったく大丈夫です。
経験年数も問いません。明日からの臨床に活かせていただければと思います。
当日、お会いできるのを楽しみにしております。